バイクのバッテリーが上がった場合

バッテリーは、なぜ上がるの?

バイクトラブルで最も多いのが、バッテリー上がりだといわれています。
なぜバッテリー上がりという現象が起こるのでしょうか?

バイクはガソリンで走りますが、エンジンスターターやライト、コンピュータ制御など、さまざまな動作は電気で動きます。
このためバッテリーに蓄えられている電気を使っているのですが、何らかの原因でバッテリー内の電気が必要量以下になってバイクが動かなくなるのが、バッテリーが上がるというトラブルです。

では、バッテリー内の電気が減るのはなぜでしょうか?
これには、さまざまな原因があります。
よくあるのが、バイクのライトをつけっぱなしにしてエンジンを止め、そのまま駐車してしまうケースです。
エンジンが止まった状態ではバッテリーが充電されませんから、ライトが電気を消費してバッテリーが上がりやすくなります。
また、長期間にわたってバイクを放置している場合でも、バッテリー内の電気が空気中に放電されてバッテリー上がりが起こります。

このほか充電装置や配線、バッテリーの故障が原因となることもあります。
バッテリーは何もしなければ10年程度は持つといわれています。
しかし実際にバイクを走らせていると、さまざまな原因でバッテリーの寿命が短くなります。

平均的な寿命は5~7年くらいといわれていますが、3年程度でバッテリーが劣化するケースも多いのだとか……。
特にモンキーのようなコンパクトなバイクは、バッテリーも小さくなるので寿命が短く、2~3年で故障すると覚悟しておいた方が良さそうですね。

バッテリーが上がったら次の方法を試してみて

バッテリーが上がったら、次の方法を試してみてください。
まず、キックペダルでエンジンを掛けます。もともとモンキーはキックペダルでスタートさせますが、ほかのバイクはほとんどがセルスターターでの始動ですよね。
キックペダルが付いている場合は、キックでエンジンを掛けてみてください。

キックスターターでもエンジンが掛からない場合は、押しがけです。
押しがけはバイクを走りながら押して、タイヤを回転させることでエンジンを回す方法です。
しかし、最近のバイクはコンピュータ制御で始動させるため、バイクの種類によってはキックペダルが付いていなかったり、押しがけではエンジンがかからなかったりするモデルも増えています。

このような場合は、ジャンプスターターを使いましょう。
ジャンプケーブルとジャンプスターターとは、持ち運べるコンパクトなバッテリーのこと。
自動車などの電源にブースターケーブルでつなげて、ここから電源をもらいます。
スマートフォンなどの充電もできるので、1つあると便利です。

バッテリー上がりの兆候を見逃さないで

バッテリーの劣化などでバッテリーが上がる場合、その前にライトが暗くなる、セルエンジンを回しても勢いがない、ホーンの音が小さくなるなどの兆候がでることがあります。
このような兆候に気づいたら、早めにバッテリー交換などのケアをおすすめします。